「ナツイチ」さんのおかげです

ショートソング (集英社文庫)東京バンドワゴン (1) (集英社文庫)オテル モル (集英社文庫)
 先日言及した、集英社文庫の夏のフェア「ナツイチ」(7月15日の日記参照)。
 あの時は「ナツイチ」のラインアップがよくないとかなんとか書いていたが、結局ストラップ欲しさに迷いに迷って「これなら読めそう」と思う本を3冊も続けて買ってしまった。
 栗田有起さんの「オテル モル」、小路幸也さんの「東京バンドワゴン」、そして本日読了した、歌人枡野浩一さんの初小説という「ショートソング」。
 買ったからには読まないと、ということで3冊を次々と(完全に連続してではないが。今年の夏はホントにたくさん本を読んだなあ)読み干したところ、3冊ともなかなか面白く読めたのである。3冊それぞれに異なった趣きや味わいがあって、実に楽しい読書時間を過ごすことができた。
 「ナツイチ」のストラップ目当てでなければ、まず出会わなかっただろう小説たちだから、これはもう「ナツイチ」さんのおかげです、と言うしかない。本もCDも、出会いは「一期一会」ですね。