新型コロナウイルス禍の異常な状況下でも、五月は例年通りやってくる。
春から初夏に移りゆく、一年で最も爽やかな季節の五月。
五月は、私の妻の誕生日と私の誕生日がともにこの月だということもあり(勤め仕事をしていた時はもちろん大型連休も魅力だった)、十一月とともに私が一年で最も好きな月の一つである。
こんな状況の今年でも、「こんな状況」なのは人間の都合だけなのであって、そんなことなどお構いなしに、私たちを取り巻く自然は着実に歩みを進める。
昨日今日と、実に五月らしい爽やかな青空の日が続き、夕方には夕暮れの陽射しが窓から差し込み、我が家のリヴィングを照らす。
湿度が低く、とても爽やかな風がリヴィングを吹き抜ける。
外に出なくても、五月の爽やかな風の中で、私たちは自然が爽やかな季節を謳歌するのをひしひしと感じることができる。
陽射しから外れた暗がりの中にも、爽やかな季節の証しが息づいて。
この季節になるといつも思い出す大好きな曲が、PEARLこと田村直美の「五月の風の中で」。バラード風のオープニングから、ロック炸裂!へ。怒濤の曲展開と、田村直美の飛び抜けた歌唱力が存分に活かされたメロディラインも、歌詞もすごく好きで、PEARL全曲の中でもコレが一番好きかな。
この動画だと、冒頭のバラード部分を飛ばしてしまっているので、ちょっと残念。あの静かに歌い上げるバラードからおもむろにギターのリフが入って、アップテンポなロックになだれ込む展開がすごくいいのだけれども。
と思ってたら、MoveLegion(ムーブレジオン)というPEARLのカバーバンドの演奏する「五月の風の中で」ライブ映像を発見。
"五月の風の中で" PEARLカバー MoveLegion!!
こちらは冒頭のバラード歌い上げから始めているので、元の曲に近い雰囲気でとてもナイス。ヴォーカルさんの歌唱力も田村直美ばりに素晴らしく、いいギグです!
(2020年5月9日投稿)