5月12日は、私の妻の誕生日。
毎年同じことを書いて恐縮だが(でも書くけど)、この日から私の誕生日5月17日までの5日間だけ、夫婦同い年になる。
今年は、天気予報で誕生日当日が雨模様との予報が出ていたので(実際に雨が降る一日だった)、前日の夜に六本木の東京ミッドタウンにある「RIO BREWING & CO BISTRO AND GARDEN」(リオ・ブルーイング・コー ビストロアンドガーデン)にて、二人でシカゴピザを食べてお祝いした。
この店は自社醸造のオリジナルクラフトビールを始め、様々なクラフトビールを飲めるのがウリなのだが、もうひとつの看板商品が、このシカゴピザChicago-style Pizza。
文字通りシカゴで親しまれていたピザだそうだが、別称ディープディッシュピッツァdeep dish pizza。その呼び名通りにリムが立ち上がった深いうつわ状の生地に、たっぷりのチーズやフィリングを詰め込んで、型を使って焼くのが特徴だ。
最近は日本でもシカゴピザが食べられる店が出てきて、けっこう話題になっていたので以前から気になっていたのだが、昨年の12月にこの店を訪れて「初シカゴピザ」を体験することができた。
したがって今回は2度目のシカゴピザなのだが、注文したのは前回と同じで最もオーソドックスな「シカゴクラシック」(上の写真)。トマトソースがたっぷりと入って、さらに緑&黒のオリーブの実がふんだんに投入されているので、さっぱりしたイタリア風の味わいが私たちの好みによくマッチしている。トマトとオリーブの酸味がチーズのこってり感を和らげているのもポイント高い。
この晩も、この美味しいご馳走ピザを心ゆくまで堪能しました。通常の平たい生地のピッツァだと、トッピングがどうあれ食べる主体はあくまでピッツァ生地である。だがシカゴピザはフィリングがたっぷり詰まっているために、どちらかというとそのフィリングを主に食べている、という感覚になる。トマトやチーズがメインの煮込み料理を、うつわ代りのパイ生地ごと食べている感じ、といいますか。
まあ二回食べて、シカゴピザがどんなものかわかったということで。ひとまず満足。
(2022年5月15日投稿)