本日、妻が今年の梅酒(来年飲む分)を漬け始めた。いよいよ梅酒作り2年目だ。
昨年は6月20日に漬け始めたのだから、今年も昨年とほぼ同じくらいに作り始めたことになる。
梅・氷砂糖・ホワイトリカーともに、分量は昨年とほぼ同じ。昨日、妻が渋谷の東急ハンズで、昨年のものと同じガラスの梅酒用5リットル容器を買ってきていたのだ。
まだ今年の分は味わっていないので、初めての梅酒がどんな仕上がりになっているのか分からないのだが、早くも来年用である。こちらも、来年の今頃はどんな味になっているのか、今からとても楽しみ。
このようにして、一年一年と途切れぬ連鎖が積み上がってゆき、やがて"伝統"と呼ばれるようになる(かもしれない)のだろう(笑)。
というわけで、新旧2年分の梅酒が勢揃い(写真)。もちろん、いい色に染まっている左のほうが、昨年漬けた梅酒です。
中世の色彩
今日は、書店で、とても興味深そうな本を購入した。
題名は「色で読む中世ヨーロッパ」。徳井淑子さんという、西洋の服飾史を専攻している方が書いた本だ。実は、半月前にこの本が出ることを知って、けっこう期待していたのだ。
とかくダークな時代と思われがちなヨーロッパの中世だが、実際には人々は生き生きと逞しく生き抜いていたわけだし、貴族や商人などでは、実にカラフルな色彩が衣装や装飾物などに使われていたのは、もう周知のことだ。
その中世ヨーロッパにおける、赤・青・黄色・緑などの色の価値観やシンボリズムなどを解説しつつ、中世の人々の心性に迫ろうという本らしい。実に面白そうだ。
私がもっとも興味を持っている中世ヨーロッパの本だし、読むのがとても楽しみだ。