2009-01-01から1年間の記事一覧

そして早くも年の瀬……

気がつけば、2009年もあと一日。 光陰矢の如し。 そして例年の如く、大晦日の今日に年賀状を作り、先ほど(午後6時ごろ)ポストに投函。 昨年までより少々早く出来上がったのは、ひとえに作品制作や写真印刷用に新しく導入した、エプソンのA3ノビプリンタ…

また値下げ!?

アップルAppleから、新製品の発表ラッシュ。 今日発表してきたということは、明日発売を開始する「Windows7」を意識した戦略なのだろうなあ。搭載パソコンも同時に売り始められるらしいし。 ということで、コンシューマ向けを特に意識した機種の発表が中心だ…

信頼

私がものすごく大好きなDJ/ミュージック・クリエイターである、Hiroshi Watanabeことワタナベヒロシさんの、Kaito名義では3枚目のオリジナルアルバム、"Trust"。 8月26日の日記に書いたとおり、発売前からとても楽しみにしていた新譜だった。 今からほぼひ…

中世ヨーロッパの特質

岩波書店の「ヨーロッパの中世」シリーズ(全8巻)の第1巻、佐藤彰一著「中世世界とは何か」を、本日読了。 大学時代は中世ヨーロッパの美術史を専攻していたし、その頃から今でも中世ヨーロッパが大好きな私としては、このシリーズのユニークな切り口や視…

今年の金木犀

昨日今日と雨続きで、あまつさえ台風が近づいてきているという天候。 なのだが、昨晩、降りしきる雨のカーテンの間を縫うように、お馴染みの甘く素敵な香りが漂ってくるのに気づいた。 今日は、外に出ただけで、その香りをさらに強く感じることができる。 金…

富士の高嶺に雪は降りつつ

私が今、一番注目しているまんが・末次由紀さんの「ちはやふる」最新第6巻が、昨日発売。さっそく購入し、今日までに数回読み返した。前巻が6月発売だった(6月13日の日記参照)ので、いい感じに3か月刊行ペースが守られていて、ファンとしては嬉しい限…

きょうも変わらず猫村さん

本日発売の、ほしよりこ著「きょうの猫村さん」最新第4巻を、書店にて購入。前巻の発売から1年5か月ぶりだ(2008年3月21日の日記参照)。 4巻目なので、そろそろマンネリなのかな〜と思いつつ読むと、やっぱり面白い。「猫の家政婦」というシュールな"…

期待の新譜

夏も終わりに近づき、来週から9月。9月と10月にはとても楽しみな新譜の発売がいくつか控えていて、なかなか充実した秋になりそうで嬉しい。 Kaito 3年振りの新作リリース!|ハウス/クラブミュージック|ダンス&ソウル|音楽|HMV ONLINE まずはなんとい…

お休み

別に夏休みだから、というわけではなかったけれど……。 ずいぶんとこの日記を書くのを「お休み」してしまった。 7月のノルウェー旅行から帰ってきて、けっこうトラブルの多かった旅行の後始末での疲れ。さらに、休み明けで復帰早々いきなりの仕事場の配置換…

初めて満足

相変わらず一日曇りで蒸し暑い。時折陽射しが入るのが、余計に蒸し暑さを増加させていて非常に不快。 妻と銀座へ行き、有楽町マリオンの丸の内ピカデリーで「ハリー・ポッターと謎のプリンス」"Harry Potter and the Half-Blood Prince"を観る。シリーズ第6…

国境線を越えて、永遠に

ミュージシャン・川村カオリさん(川村かおりさん)の訃報に接し、強い衝撃と深い悲しみに包まれる。 数年前に一度治療した乳癌の再発、闘病しつつ音楽活動を最後までやめないで、渾身のアルバムを発表しての最期。 享年38歳。悔しすぎる。早すぎる。 深く、…

ノルウェー5日目・世界最長のトンネル

ラールダールLærdalからフロムFlåmへ向かうバスに乗り、全長24.5kmのラールダールトンネルLærdal tunnelを20分以上かけて抜ける。道路用としては世界最長のトンネルだ。 実は6年前にもこのトンネルを通った(ただしその時は逆方向)のだが、その際にトンネ…

ノルウェー5日目・Urnes Stavkyrkje

今日はウルネスの木造教会Urnes Stavkyrkje(Urnes Stavkirke、英語ではUrnes Stave Church)を訪れる。こちらは、昨日行ったボルグンの木造教会よりほんの少し先に作られ、ノルウェー最古の木造教会として世界遺産に登録されているほどなのだが、(特に自家…

ノルウェー5日目・今日も青空

朝目が覚めると、今日も素晴らしい青空(下の写真)。 天気が変わりやすいノルウェーでは、これは実にラッキーだ。 さっそく早朝のラールダールLærdalを散歩。 「ちいさいおうち」の絵本に出てきそうな、可愛らしい家。 散歩の後は、ホテルで朝食をもりもり…

ノルウェー4日目・フィヨルド最奥の村にて

夕食後、ラールダールLærdalの村内を散策。 ラールダールは19世紀から続く木造家屋の家並みも有名。童話のような、色とりどりの可愛らしい家々が並ぶ。 もう9時を大きく過ぎているのにまだまだ明るい。緯度の高さを感じる。 散歩中のネコちゃんにご挨拶。 …

ノルウェー4日目・鮭づくし

昨日のStalheimで少々懲りたので、本日の夕食はホテルではなく、村内にあるノルウェー・ワイルドサーモンセンターNorsk Villalssenter(The Norwegian Wild Salmon Centre)の中のレストラン"Laksen Pub & Restaurant"にていただく。ロケーションの通り、様…

ノルウェー4日目・Borgundの木造教会

ホテルでひと休みしてから、タクシーを呼んでもらって、ボルグンBorgundの中世の木造教会stavkirke(stavkyrkjeとも。英語ではstave church)を観に行く。この木造教会も我々夫婦は6年前に一度観に来て、ものすごく感銘を受けたのだが、あのときは曇り空だ…

ノルウェー4日目・フィヨルド最奥のホテル

ラールダールでは「リンストローム・ホテル」Lindstrøm Hotel(Lindstroem Hotel)に一泊。この村も6年前に来たのだが、そのときはたまたまこのホテルが満室で泊まれず、村内の別のホテルに泊まったのだが、今回はこちらで。 家族経営の物静かなオーナーさ…

ノルウェー4日目・フィヨルドの旅

朝起きると、雲の動きが激しく、ぐるぐるとうねっているうちに青空が見え始めてきた(右の写真)。その後すっかり晴れ渡り、素晴らしい一日に。 朝食後のんびりとしてから、バスに乗ってStalheimを後にし、ソグネフィヨルドSognefjordの玄関口グドヴァンゲン…

ノルウェー3日目・Stalheim

午後4時頃、鉄道でベルゲンを後にし、約1時間で山間の町ヴォスVossへ。そこからさらにタクシーに乗り、フィヨルドが作り出した峡谷の断崖絶壁に面した「スタルハイムホテル」Stalheim Hotelに到着。本日はここで一泊。 妻と私がこのホテルに来るのは、6年…

ノルウェー3日目・ベルゲン散策

ホーコン王の館Håkonshallenにて。 敷地内には、整えられた並木が行儀よく並ぶ。 湾を横切って街の反対側に渡るには、こんな渡し船に乗る。所要時間約10分。 こぢんまりとしてミズスマシのような、愛嬌のある小舟だ。

ノルウェー3日目・貴重な青空

ベルゲンBergenでの2日目。 朝起きると、素晴らしい青空が広がっている(右の写真)。 何しろ「一年のうち3分の2は雨(か雪)」のベルゲンである。この貴重な晴れ間を逃す手はないと、朝食前に妻と港沿い〜ブリッゲン界隈を散歩。 青空の下で見るブリッゲ…

ノルウェー2日目・Bacalaoに舌鼓

夕食は、ブリッゲンの中にあるノルウェー料理のレストラン"Bryggeloftet Stuene"にて。 地ビールであるハンザビール(コクがあってすごく美味しい!)を飲みつつ、中世以来ノルウェーの名産であるバカラオBacalao(干し鱈)を使った料理をいただく(下の写真…

ノルウェー2日目・ベルゲンへ

(もう旅行から3か月以上たってしまったし、この期に及んで克明に旅行記を記す時間もないので(自分のトラベラーズノートにはかなり克明に記録を残してはあるのだが)、とりあえずいくつか写真をアップしておこうと思う。気が向いたら、今後何か書き加える…

ノルウェー1日目……のハズが……。

ドイツで一泊になってしまいました。 理由は……まさかのオーバーブッキング! 初めての経験。 この21世紀に、しかもヨーロッパに冠たるメジャー航空会社でオーバーブッキングが起こるなんて、さすがに想像していませんでしたよ。それとも、今まで我々の運が良…

ノルウェー1日目・のっけから波乱!?

というわけでノルウェーの旅に出発。といっても、初日の今日は丸一日移動のために費やされ、成田からフランクフルト経由でノルウェー第2の都市ベルゲンBergenに着くのは、ほぼ真夜中の予定である。 朝7時過ぎに起きてから妻と自宅を出発し、JR渋谷駅で同行…

本当に最後のユニコーン

ピーター・S・ビーグル氏Peter S. Beagleの不朽の名作「最後のユニコーン」"The Last Unicorn"が、再発売された。 気鋭の翻訳家・金原瑞人さんによる完全新訳で、しかも続編というか後日譚の短編「ふたつの心臓」を加えた決定版ということで、「完全版 最後…

白夜とフィヨルドの地へ

というわけで、明日からノルウェー(ノルウェイ)Norway(Norge)の旅に出る。 デンマークでもスウェーデンでもフィンランドでもなく、ノルウェーだけ。 この日記でもノルウェー大好きっ子をたびたび標榜してきただけに、当然のようにノルウェーだけである。…

別の人生

恩田陸さんの旅行記「メガロマニア―あるいは「覆された宝石」への旅」を、本日読了。自分の旅の直前に旅行記や旅ものの本を読むと、旅への想いや気分が盛り上がってきて、いい感じだ。 恩田さんの小説は大好きで何冊も読んできたが、非小説系の本を読むのは…

呟き

残された時間は無限ではない。 そんなことはよく分かっている。 分かっているんだけどね……。