ホテルでひと休みしてから、タクシーを呼んでもらって、ボルグンBorgundの中世の木造教会stavkirke(stavkyrkjeとも。英語ではstave church)を観に行く。この木造教会も我々夫婦は6年前に一度観に来て、ものすごく感銘を受けたのだが、あのときは曇り空だった。今回は見事な好天! 我が両親は初めて訪れたので、晴れて何より。
青空をバックに、異形のシルエットがくっきりと浮かび上がる。
天に向かって突き出る竜頭。
教会の外周を一周する回廊。木造ゆえか、キリスト教の教会というよりも日本仏教のお寺にいるような、不思議な感覚。
さらに、このようなヴァイキングの異教時代から伝わる独特の文様が所々を飾り、様々な文化が絡み合った、実に独特な空間を作り出している。ノルウェーの木造教会の最大の魅力は、この他に類を見ない独特な佇まいだ。
- http://www.fortidsminneforeningen.no/(Fortidsminneforeningenというノルウェーの歴史的記念物を保存する団体のオフィシャルサイト。Borgundの木造教会も彼らが管理しています。ノルウェー語、英語のみ)
- http://www.stavechurch.com/(この団体による、木造教会を解説したサイト。ノルウェー語、英語、ドイツ語のみ)