今年のブッシュ・ド・ノエル

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 毎年恒例の、結婚記念日&クリスマスのための手作りブッシュ・ド・ノエルBûche de Noël。
 今年も作りました。
 作る手順は昨年の日記(2007年12月22日の日記参照)で写真入りで紹介したとおり。年に一度とはいえ、今年で7年目。なので妻もすっかり作り慣れており、ハンドミキサーのおかげもあってスピーディーに製作が進行、今年は出来上がるのに2時間もかからなかった。
 今年のは、チョコレートクリームを塗った段階で、既に木の幹の荒っぽい感じが出ていたので、フォークで表面に筋をつけるのは最小限にとどめた。いい感じに仕上がっている(下の写真)。

 見た目はもちろん、味のほうも例年通りとても美味しく出来上がった。もちろん、ふんだんに使っているチョコレートクリームはブランデーがしこたま入っているので、オトナだけが楽しめる味わいが素晴らしい。

記念日ディナー

 というわけで、本日の夕食は、例年通り結婚記念日&クリスマスの記念日ディナー。とっておきのワインを開けて、妻が腕によりをかけて作ってくれた料理を、ゆっくりと時間をかけて夫婦でいただきました。

  • パン2種(バゲット、セーグル・ノア・レザン)
    • 当然の如く、梅ヶ丘の「パン・ド・ラサ」にて購入した素晴らしいパン。
  • チーズ3種(フェタチーズのオリーブオイル漬け、カマンベール、テロワール
  • きのこ(椎茸、エリンギ)のガーリックソテー
  • じゃが芋のハーブパン粉焼き
  • マグロのカルパッチョ バジルペーストをかけて
  • 豚肉のポットロースト ローズマリー風味(下の写真)


 素晴らしい食事のあとはもちろん、ブッシュ・ド・ノエルとコーヒーを美味しくいただく。今年も、とてもいい記念日ディナーだった。満足、満足です。

  • Rivata Barbaresco 2004 DOCG(下の写真)
    • 本日のとっておき赤ワイン。というほど大げさなものではないが、いつも飲む千円台以下のワインよりは少々高い。それでも、半年ほど前に、クイーンズ伊勢丹でかなり安売りしていたものを買ったものなのだけれども。
    • バルバレスコBarbarescoは、かのバローロと同じく、イタリア・ピエモンテ州ネッビオーロ種の葡萄から作られる、非常に重厚なワインだ。バローロよりは酸味が多少強いので軽やかな飲み口だが、料理をいただきながら飲んでいると、このワイン本来の力強さと重厚さが次第に感じられるようになってくる。一口ずつ飲み進むほどに味わい深くなってゆくワイン、さすがの"とっておき"ワインである。

    • たまには、ワインも気取った感じに撮影してみた。17世紀オランダの静物画みたいな雰囲気が出ていて、けっこう気に入った写真だ。