永遠の名盤、来たる

studio_unicorn20071213

ヨシュア・トゥリー~スーパー・デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)
 名古屋に行っている間に、HMVオンラインで注文してあったU2の「ヨシュア・トゥリー」"The Joshua Tree"20周年記念アニバーサリー・エディションが届いた。もちろん、リマスタリングされたアルバムにボーナスCDとボーナスDVDがついた、豪華なスーパー・デラックス・エディションだ。
 10月24日の日記に書いたとおり、私にとっては非常に思い入れのある名盤だった。昨日は聴く余裕がなかったので、本日聴いてみる。
 このアルバムはアナログレコードしか持っていなかったので、直接の比較はできないが、やっぱり音がすごくいい。ひとつひとつの音がとてもクリアだし、低音がよく響いている。懐かしい曲の数々が鮮やかに甦った。
 この新盤でとても嬉しいことは、オリジナルのアナログレコードの、あのカッコイイジャケットのデザインが(完全に同じではないが)復活したことだ。以前にCD化されたときには、オリジナルと違う写真とデザインになってしまっていた。それも私がこのアルバムのCDを今まで購入しなかった理由のひとつだったりする。今回のは、渋いデザインのボックスの中に、アルバム・ボーナスCD・ボーナスDVDが、それぞれレコードのジャケデザインを踏襲した紙ジャケに入って収められている。さらに、素敵なブックレットとアートカード。アントン・コービンAnton Corbijnがアルバムのために撮影したモノクロ写真が満載なのが嬉しい。素晴らしいボックスセットだ。新しい宝物だな。
The Unforgettable Fire
 それにしても、このアルバムを聴くと、想いは果てしない。かつて、ヨーロッパの大地を、この"The Joshua Tree"と前作"The Unforgettable Fire"(邦題は「焔」)とともに駆け抜けた記憶が甦ってくる。ぜひ"The Unforgettable Fire"のほうもリマスタリングして出してほしいものだ。こっちも、私がU2の全曲の中で一番好きな"A Sort Of Homecoming"を筆頭として、名曲"Pride"や"The Unforgettable Fire"、"Bad"など綺羅星のごとき名曲ぞろいなのだ。

(写真は、12月9日撮影。給水塔?)