SARASAかもがわ

 東福寺から京阪電鉄に乗って一気に北上、三条で電車を降りて、鴨川沿いをぶらぶらと散歩。川べりは涼しい風が吹いて気持ちよい。日が傾いてだいぶ涼しくなってきた。
 丸太町に到達して、荒神口界隈へ。お目当ては、この辺りに昨年オープンした「SARASAかもがわ」というカフェ。古い建物を改装した2階にある。「古い建物を改装した」ってのも、東京でも京都でも最近すっかり当たり前になったなあと思うが、大変いいことだと思う。こういうのって、一過性のブームで終わることなくもっと続いてほしい。
 建物の1階には、「STOCK ROOM」というアンティーク屋さんと「はじかみ」という雑貨屋さんが入っている。まずはこれらのお店を見る。「はじかみ」は、恵比寿にある「タミゼ」をちょっとカジュアルにしたような、とてもいい雰囲気のお店。手作りの雑貨たちがそっと並べられている。とても小さな牛乳瓶のような形のガラス瓶がすっかり気に入ってしまい、ひとつ購入。このガラス瓶は一点一点手作りされているそうだ。
 そして2階の「SARASAかもがわ」へ。けっこう広い空間の、思ったよりこぎれいなカフェだ。ものすごく喉が渇いていたので、生ビールを注文し、ミックスナッツを肴にゆっくり飲む。窓際の席で、大きく開けられた窓から入ってくる風に涼みながら、ビールを飲む。まったりと落ち着いて、いい気分。気に入った。