Bill Viola再び

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 妻と六本木ヒルズに行き、森美術館で今日まで開催の「ビル・ヴィオラ はつゆめ」展を観てきた。
 この展覧会、昨年10月に一度観た(2006年10月22日の日記参照)のだが、その後またタダ券が手に入ったので、もう一度行こうと思っているうちに最終日になってしまった(笑)のだ。
 展覧会そのものについての感想は、2006年10月22日の日記に書いた通りだが、今回もそれぞれの作品を堪能した。前回観たときには気づかなかった細かいところに、今回初めて気づいたりもして興味深い。後半のルネサンスマニエリスム的な小作品など、どれかひとつ持ち帰って我が家に飾りたいくらいだ。ひとつ選ぶとしたら、特に好きな「キャサリンの部屋」がいいかな。
BILL VIOLA Hatsu‐Yume First Dream

 それにしても、森美術館においてあったパンフレットを見て改めて認識したのだが、1月21日(もうすぐだ)には、例の鳴り物入り国立新美術館がオープンするし、3月末にはサントリー美術館も開館するとのこと。六本木にメジャー級の美術館が、三つもひしめき合うことになるのか。建築そのものの魅力はともかく、ただデカイ箱だけ作ればいいってものでもないとは思うのだが……。どんなものなんでしょ。

(写真は、六本木けやき坂の夜景)