金沢3日目・三たび"まるびぃ"へ

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 今日は朝から晴天。気温も高そうだ。やっぱり晴れていると気分も晴れ晴れとする。写真を撮る枚数も多くなる。結局、3日間のうちで、今日が一番撮影した枚数が多かった。
 今日は東京へ帰る日なのだが、帰りの飛行機に乗るのは夜。まだ夕方頃まで、丸一日は晴天の金沢を楽しむことができる。
 すでに2回行っていたのだが、晴れた日の美術館の様子を見たかったので、三たび金沢21世紀美術館を訪れる。("まるびぃ"とは、この美術館の愛称らしい。"丸い美術館"だからか?)
 現地を訪れてびっくり。いや、よく晴れているし祝日なので、人出がより多くなっているのは予想していたのだが、美術館をぐるりと取り囲む芝生の広場が、お祭り状態になっていたのがびっくり(笑)だったのだ。子どもたちのためにミニSLのレールは敷かれているは、けっこう大勢の人がフリーマーケットを出していて、様々な作品やら雑貨やらを売っているは、正面広場では何やら次から次へと出し物を演じているはで、ホント「お祭り」としか呼びようがない(笑)。レベルは決して高くなくても、実に楽しそうな人々。本当にここは、単なる美術館ではなくて、地域のコミュニティの中で役割をきちんと演じている"開かれた"美術館なのだなと、肌で実感した。
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 今日は特に展示を観ることはなく、ゆっくりと陽光の中の美術館と、その周りのお祭りみたいな雰囲気を楽しんだ。満足。例の「タレルの部屋」のぽっかり開いた天井も、今日は青空が覗いていた。くっきりした青空でなく、ちょっと霞がかかって白っぽかったのが少々残念だったが。