金沢3日目・洋館めぐりと鯉流し

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 金沢21世紀美術館を出た後は、陽光のもと犀川のほとりをのんびりと散策(右の写真)。それから、かの大衆食堂「宇宙軒食堂」で、名物「とんバラ定食」を食べる。安い、旨い! 秘伝の甘辛いタレが絶妙で、この町に住んでいたら病みつきになって通ってしまうかも。

 昼食後は新竪町に行き、一昨日も訪れた「KiKU」で、気になっていたガラス容器を購入。大したものではないだろうが、気に入ってしまったのだから仕方ない。ここで買わないときっと後悔する。本と土産は「一期一会」だ。

 その後、武蔵が辻から近江町市場を抜け、路地裏散策。このあたりに、古い洋館が点在しているのを見て回る。
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 こんな感じの、レトロでいい雰囲気の古い洋館が、いくつかあって、目を楽しませてくれた。
 浅野川の近くに出て、店名は「禁煙室」なのに、でかでかと「煙草の吸える喫茶店」と書かれた、これまたレトロな雰囲気の喫茶店で休憩。その店の人が「今日は浅野川で鯉を流しているのよ」と教えてくれたので、休憩後さっそく行ってみる。
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 鯉は鯉でも「鯉のぼりの鯉」でした。夕暮れの日を浴びながら、空ではなく、川の中を本物よろしく流れている。浅野川は古くから友禅流しで有名だそうだが、この「鯉流し」のほうは8年前に始まったらしい。なかなか粋な催しだ。
 この旅の締めくくりに相応しい、印象的な光景だった。