シェリー酒を飲む

studio_unicorn20070510

 最近、とみにシェリー酒に興味を持ったので、いろいろ試したいというようなことを先日書いた(4月26日の日記参照)。
 それで、日曜日に、渋谷の東急東横店のデパ地下・東急フードショーにある酒売り場で、シェリー酒を一本購入してきた。
 しかし、買うまでに多少の道のりがあった。ワインを売っている店なら、必ずシェリーもあるだろうと高をくくっていたが、そうでもないんだよね。我々夫婦がよくワインを買う、お馴染み渋谷のヴィノスやまざきに行ってみたのだが、予想に反してシェリー酒は扱っていないとのこと。渋谷西武デパートのデパ地下も同様だった。それでは東急フードショーなら……とアタックしてみた次第。
 さすがはフードショー。銘柄の数は少ないものの、ドライからスウィートまでひと通り扱っていた。今回はミディアムな味のものを……ということで、ミディアムのオロロソOlorosoにスウィートのペドロヒメネスPedro Ximenezをブレンドした“Oloroso Abocado"という名前のシェリー酒を購入。奇しくも、最初に購入した"La Gitana"と同じ、Bodegas Hidalgoという醸造所の"Napoleon"という銘柄の製品だった(写真)。
 そして、今日の夕食後に栓を開け、試しに飲んでみた。ドライで軽い"La Gitana"とは全く異なった、深いブラウン色、しっかりしたアロマ。食後などにじっくりと飲むのに相応しい、コクのある味わい。辛すぎず甘すぎず、まろやかな旨味が心地よい。一昨年英国コッツウォルズのLords of the Manor(2005年7月11日の日記参照)で食前に飲み、素晴らしく美味しかったシェリー酒は、きっとOlorosoだったに違いない。これは少しずつ飲んで、長く楽しめそうなシェリー酒だ。妻のトライフル作りにも活躍しそう。