黒のトイフェル
書店にて、ハヤカワ文庫より発売されたばかりの「黒のトイフェル」上下巻をまとめて購入。
何しろ、かの超大作「深海のYrr(イール)」を書いたドイツ人作家フランク・シェッツィングFrank Schätzing(Frank Schatzing)の小説となれば、期待せずにはいられない。「深海のYrr」は実に読み応えのある、本当に面白い物語だったからな〜(2008年6月19日の日記参照)。
これが著者のデビュー作だったそうなのだが、中世ドイツ・ケルンの町を舞台にした歴史冒険サスペンスとくれば、中世ヨーロッパ大好きっ子な私が見逃すはずがない。
さすがに「深海のYrr」ほどには長大ではないが、この著者でこの題材とくれば、それだけでもすごく面白そうだ。これは期待して読むぞ。
(写真は英国南コッツウォルズのレイコック村にて。2008年9月9日撮影)