今日も強風が吹き荒れる一日だった。その分よく晴れてはいたが。
夕食は妻とともに私の実家で食べたのだが、その際にずいぶん以前に録画してあったVHSビデオテープを何本か持ち帰ってきて、その中の一本「ローマの休日」"Roman Holiday"を、妻と一緒に観た。
妻がこの映画を観るのは初めてだったのだが、私のほうは中学のときにテレビで観たことがある。懐かしいな〜。でも今観るとまた感じることも違うな。
モノクロの画面に、往年のローマの街並みが甦る。物語そのものは他愛ないお伽噺といえばその通りかもしれないが、ロマンチックな夢に満ちたお伽噺もいいものだし、あの時代の雰囲気に相応しい、穏やかで優しい物語だとも思う。何度観ても、いい映画だな〜。
グレゴリー・ペックGregory Peck扮する主人公が暮らすフラットがいい感じ。天窓とテラスが気持ち良さそうだったな。
どうでもいいことだが、この映画でコロッセオを見たとたん、なんとなく「グラディエーター」"Gladiator"が観たくなってしまった。全然違うタイプの映画なのに(笑)。
(写真はローマではなくヴェネツィアにて。2007年7月9日撮影)