CANON EOS Kiss Digital N

ASIN:B0007VRPYQ
 デジタルカメラを使い始めて早3年半たち、2年ほど前からデジカメとMac(&Photoshop)で作品作りを始めるようになって以来、コンパクトデジカメに飽き足らなくなって、結局デジタル一眼レフの購入をずーっと検討している。
 そもそもがフィルムの一眼レフをずっと使っていて(CANONのEOS Kissね)、フィルム代がすごくかかる、(特に旅先で)かさばってしまいうっとうしく感じる、といった難点を解消するためにコンパクトデジカメに鞍替えしたのに、やっぱりいろいろ不満な点が出てきてまた(今度はデジタルだが)一眼レフに戻ってきそうだ。
 もちろん、自分の技術力の無さを棚に上げているのは百も承知である。ええ、もちろん、光を我が物として操るテクニックさえあれば、カメラの機種がなんであろうと関係ないのよ! 技術力は大切だよ! でも千住真理子だか諏訪内晶子だかが著書の中で「いい音を出すためには、やはりいいヴァイオリンが必要なのである」と語っていたように、足りない技術力を一眼レフの力で補ってもいいのではないか(ちょっと違うか?)。
 そんなわけでCANON EOS Kiss DigitalニコンD70かと迷っていたら、他の会社もいろいろ低価格一眼レフを出してきてわけわかんなくなっちゃって途方にくれていたところへ、今回の新型CANON EOS Kiss Digital Nの登場である。購入を躊躇していた不満点の数々がほとんど解消されていて、これは自分にとって「買い」であるようだ。今日も仕事の帰りに渋谷のビックカメラへ寄って、ちょっと実機を触ってきた。とりあえず不満はなさそうだ。あとは購入のタイミングを待つのみ。
 このEOS Kiss Digital Nのカタログも持って帰ってきたのだが、やたらと子どもの写真が並んでいて、ファミリーカメラであることを強調しているカタログだった。私にとっては別に関係ないけどね、どう使うかは本人の自由だから。それより、ついでに持って帰ってきた同じCANONのEOS 20Dのカタログがとてもよい。私好みの素晴らしい英国の風景や肖像写真がモノクロ・カラー取り混ぜて並んでおり、ちょっとした写真集といった感じだ。EOD 20Dは価格的に今回の検討対象ではないが、このカタログは一見の価値ありですよ。