京都3日目・恵文社一乗寺店

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 早いもので今日は東京へ帰る日。帰りの新幹線は午後遅めなので、それまでの時間を有効に使うべく、また出かける。今日は本当によく晴れて、太陽が照りつけて暑いくらいだ。
 というわけで、京都市の外れ(?)にある、一部では大変有名な、ちょっと変わった書店・恵文社一乗寺店へ行く。3月に京都へ来たときも訪れたのだが、すっかり気に入ってしまい、またやってきた。
 一瞬ケーキ屋さんかと思うような、書店らしくない可愛らしいお店の外観。一般の書店の品揃えとはまったく異なり、独自なセレクトの品揃え。幻想・思想・アート系の本と絵本が特に充実している。また、CDや文具、かわいい雑貨もたくさん扱っていて、見ていて飽きない。ギャラリーも併設していて、前回来たときははまのゆかさんの個展がおこなわれていたのだが、今回はドイツのイラストレーター・クレムケの展覧会であった。イラストのどこかに必ず猫がいる、というのがかわいくて面白い。
mamechan ドードー―であえたはずのどうぶつたち 唐長 京唐紙
 居並ぶ雑貨の中から、木彫りの小さな羊の人形(写真のもの)を妻が見つける。なんだか素朴でかわいい。妻が欲しそうにしていたので買ってあげる。私は唐紙工房「唐長」の文様を収録した素晴らしい本(タイトルもずばり。「唐長 京唐紙」)を見つけ、購入する。前回の「DODO」「mamechan」といい、この店では素晴らしい出会いがあるなあ。また機会があれば来たい、いや時間を作ってぜひ来たい店だ。