「キングダム・オブ・ヘブン」/日劇のこと

 妻と丸の内散策のあとは、日劇「キングダム・オブ・ヘブン」を観る。やあ、これはスゴイ映画ですよ。重厚なコスチューム史劇、観ごたえあり。詳しくは私のホームページSTUDIO UNICORNレビューにて書きましたが、アイドルスター映画とかお子様向けとか誤解して敬遠している人は、すぐに誤解を改めて観に行ってください。オススメです。
 予告編では、期待の「スター・ウォーズ/エピソードIII」と「宇宙戦争」の予告編をやっていた。初めて大画面で「エピソードIII」の予告を見ることができて感激。期待が高まる〜。日劇(11階の「日劇1」)では、ロビーでも「エピソードIII」の予告編を上映していて、いやが上にも気分が盛り上がっている。「宇宙戦争」のほうは、予告編では今ひとつどういう映画か分かりにくい。期待できるのかなあ。今のところ、両方観るつもりだけれども。
 今回、久々に有楽町マリオン日劇1(かつての呼び名は「日本劇場」、略して「日劇」。私はこのほうが好きだったので、これからも「日劇」と書きます。「日劇1」のことだと思ってください)で観た。ここは都内で有数の大スクリーンと優れた音響を備えた映画館だと思う。やっぱりスケールの大きい映画は「日劇」で!と思うし、実際にスペクタクルな映画は、可能な限りこの劇場で観てきた。でもやっぱり何時間も前から行列するのがイヤで、最近は待たずにすむシネコンによく行くようになっていた。(私の場合、最寄りのシネコン六本木ヒルズ、ということになるが)
 ところが、ようやくこの頃になって、都内の一般の映画館でも、整理券を配ったり通常料金で座席指定をはじめるようになったようだ。遅い、遅すぎる。先日、大阪の知人と話をしたときに、大阪ではシネコンとの競争力をつけるために、とうの昔に一般の映画館でも全席指定できるようになっているらしい。やれやれだ。
 まあとにかく、日劇も座席の指定ができるようになったのは嬉しい限り。おかげで上映5分前に入ったのに、いい席に堂々と座れた。もちろん「エピソードIII」も座席を指定して、日劇で観るぞ!