おうちで天麩羅

studio_unicorn20050612

 本日の夕食は、我が家で天麩羅。こうもムシムシとしてくると、いよいよ天麩羅の季節である。
 天麩羅に限って言えば、私は海老とか魚介とかには全く興味がなく(あれば食べるけど)、ひたすら野菜!野菜!野菜!の人なのだ。天麩羅の醍醐味は野菜に限る。「てんや」では必ず野菜天丼を食べる。というわけで、我が家の天麩羅は野菜がメイン。魚介のたぐいは一切ナシ。しかも、巷では芋は薩摩芋なのだろうが、我が家はじゃが芋を使う。というよりじゃが芋なしは絶対にあり得ない。幼い頃からじゃが芋の天麩羅で慣らされてきたのもあるが、やっぱり私が無類のじゃが芋好きだからだ。
 それでは蛋白質系は一切ないのかというと、我が家では豚肉を少々揚げる。これは、結婚したての頃に初めて天麩羅を作るときに、「魚介はいらない」という私に、妻が「じゃあ豚肉は? 肉天は、ウチの実家ではよくやっていたよ」と言ったので、それ以来我が家は豚肉を揚げている。
 料理がからきしダメで、普段は栄養士の資格を持つ妻に料理を任せているのだが、天麩羅だけは2人の共同作業で揚げる。妻が衣をつける係、私が揚げる係だ。こうしないと膨大な時間がかかってしまうのだ。なにせ一回天麩羅を作ると、三日は持つので……(笑)。
 本日揚げたものは、以下の通り。

  • 茄子
  • ピーマン
  • 椎茸
  • エリンギ
  • 蓮根
  • じゃが芋
  • 豚肉
  • 新玉葱と人参のかき揚

 お店で食べる、カラッと揚がった天麩羅ももちろん良いのだが、こうして家で揚げる、ややしんなりとした天麩羅も大好きだ。「お家ごはん」だなあと強く思うし、何より好きなもんばっかり食べられるしね。