夏の雨、打ち水

studio_unicorn200500815

 ここ数日、雷を伴ったにわか雨がよく降る。今日の夜も断続的なすごい雷鳴とともに、激しい雨が突然降り出した。あわてて窓を閉める。雷にはちょっと妻もビビっていた。
 それでも、こういうにわか雨&雷って、実に夏らしいと思う。これも、ひとつの夏の風物詩だよな〜、とさえ感じたほどである。小さい頃はこういう「夏らしい」雨が当たり前だったのに、ここ数年はこういう雨を経験した記憶がない。もちろん外にいたら大迷惑だろうが(笑)。
 自動車&エアコンの増加、海風をふさぐ高いビル群など、東京の夏は確実におかしくなってきているような気がしてならないのだが、このような「夏の雨」も、季節の風物としてどこかで楽しむ(?)気持ちは持っていたいと思う。そういえば、今年の夏は、夕方に妻が屋上で「打ち水」を始めるようになった。おかげで、日中の陽射しに晒されて火照った屋上が、打ち水のおかげで見事に涼しくなって、とても気持ちよい。日本の夏の蒸し暑さは大嫌いだが、こういう「季節感」は、いつまでも大切に感じていられるようにしたいものだ。