Enyaも新譜!

Amarantine
 先日のKate Bush2005年10月18日の日記参照)に続き、エンヤEnyaも新譜"Amarantine"が出るという情報が入った。
 前作"A Day Without Rain"から5年ぶりの新譜だ。もっとも、その前作"The Memory of Trees"も、そのさらに5年前に出たのだから、Enyaの新譜のサイクルとしては予定通り、なのか。私としては、前作"A Day Without Rain"が、収録時間も少なかったし、曲としてもイマイチ物足りなかった("Wild Child"は良かったけれど)ので、今回は期待したいところだ。映画「ロード・オブ・ザ・リング」の主題歌"May It Be"は、最近のエンヤの中では最高の曲だったので、ああいう曲が入っていると嬉しいなあ。
ア・デイ・ウィズアウト・レイン ウォーターマーク
 あの名盤"Watermark"の、“ケルトの幽玄”という感じの、でも完全なケルト民族音楽でもなくて、もっと普遍的なスピリチュアルな要素をたたえた曲群が本当に素晴らしかったのだが、最近の曲は、やや聴きやすいイージーリスニング的な雰囲気(ケルトに対比してギリシャ・ローマ的な正統的古典性)が強くて、ちょっと不満に感じていたのだ。でも、この鮮やかなジャケットからは、あまり期待するような「幽玄の世界」は感じられないのだが、どうなのだろう。早く試聴してみたいものだ。