気分は英国パブ

studio_unicorn20051031

 先日、じゃが芋がたくさん手に入った(2005年10月29日の日記参照)おかげで、今日の夕食にはさっそくシェパーズ・パイsheperd's pieが登場した(写真)。挽肉の煮込みの上にマッシュポテトをのせて、オーブンで焼いた料理だ。じゃが芋好きの私にとってはたまらない一品。かつて英国に留学していたときは、大学の食堂や街のパブなどで、幾度となくシェパーズ・パイやコテージ・パイ(牛肉だけを使用したときはコテージ・パイcottage pieと呼ぶ)を食べてはゴキゲンだったものだ。
 今日の調理に当たって、妻は初めて作るこの料理のレシピをネットで検索し、そのうちのいくつかを参考にして多少アレンジを加えたらしい。アレンジのポイントは、マッシュルームを加えたこと。それから(通常じゃが芋はかなりよくつぶして、なめらかにするのだが)じゃが芋をつぶしすぎずに、ホクホク感を残したこと。これらが実によく効果を発揮して、出来上がったシェパーズ・パイはすごく美味しい! マジうま! ちょっと忘れられない味になった。素晴らしい。
 せっかくのご馳走なので、おととい飲み残してあった"yellow tail"のシラーズ赤ワインを飲み、それから(本来なら順番は逆なのだろうが)エビスビールを飲む。これがビターやエールなどの英国ビールだったら、さらにパブ気分が盛り上がっただろうが、残念ながら手元にはなかった。でもコクのあるエビスなら充分だ。いやあ素晴らしい夕食だった。