元日〜新たな一年へ

studio_unicorn20060101

 迎春。今年もよろしくお願いします。皆様にとっても、よき一年となりますよう。
 元日は、毎年恒例で私の実家を訪問。同じ世田谷区内だから、近いものである。曇り空なのがちょっと残念。記憶にある範囲では、青空以外のお正月だった年があったかどうか思い出せない。
 実家では、おせち料理とお雑煮をいただく。この時季しか食べないものだが、おせち料理とお雑煮って、実はとても好きなのですよ。これ食べないと一年が始まらない気分。
 食後は、これも半ば恒例と化した、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートをテレビで観る。これまたワルツとかポルカとか、このとき以外にはまず聴かないんだけれども、これだけは毎年観てしまう。やっぱり新年の華やいだ気分のせいかな。今年の指揮者は、マリス・ヤンソンス。正直言って全然知らない人だったのだけれど、踊るように指揮するその姿、そしてその選曲にはとても好感が持てた。
雅楽〈天・地・空?千年の悠雅?
 特に興味深かったのが、カドリーユという、他人の有名な曲をメドレーのようにして演奏する形式。まあ、半ば遊びみたいなものだったのだろうけれど、ヨハン・シュトラウスがこういう、現代で言えばDJのようなこともやっていたのかと意外だった。
 まあ例年通りの、例年通りであるがゆえに穏やかで慈しみに満ちた元日の一日。
 元日の日に必ず聴くのが、東儀秀樹雅楽曲集。凛とした、いかにも正月らしい雰囲気をかき立ててくれます。あと、「新春桧舞台」も必ず観ている。やっぱり元日は邦楽だな(月並みですが。笑)。