紅白チラ見

 すっかりJ-POPやら日本語の歌やらに興味がない私が、紅白をチラ見してみましたよ。
 紅白歌合戦をちゃんと見なくなってどのくらい経つだろうか。小さい頃は、大晦日は夜更かししてもいいってだけですごく嬉しくて、紅白という“お祭り”を観るのがとても楽しみだった。でも高校、大学と進むにつれ全部観ることはなくなってゆき、最近はもう(年末年始の特別感が薄れた、というのもあるが)観たい歌手のところしか観なくなって=ほとんど観なくなっていた。だって興味ないんだもん。
 今年は、最近の中ではけっこう観たほうかもしれない。相変わらず観たい歌手だけチラ見なうえに、豚しゃぶ鍋(我が家の大晦日の夕食の定番)をつついたり年賀状を書きながらの鑑賞だったが……。J-POPとか日本の歌を全然知らない私には、「ふ〜んこれが○○かあ」と、いい勉強(笑)の機会だったりする。
 皮肉にも、一番印象的だったのは、歌よりも吉永小百合反戦詩の朗読だった。あの朗読は心に染みたなあ。その後に続くさだまさしの「広島の空」と、森山良子・森山直太郎(この2人って親子なの!?)の「ざわわ、ざわわ」という歌詞の、平和を願う歌(題名を忘れてしまった)もけっこう感動した。
 他には、森山直太郎倖田來未が歌うまいなあと思った程度だった。どんな歌なのか期待していた一青窈の歌も、なんかフツーの歌謡曲って感じで面白くなかったし、m-floも全然期待はずれ。まあ、あくまでチラ見なので、あまり偉そうなことばかり書いていられませんが(笑)。J-POPのつまみ食いはこのくらいにして、また明日からはいつもの私の好きな音楽に浸ることにしよう。