セージ賛歌

 本日の夕食は、我が家ではおなじみライトなイタリアンディナー。ワインを楽しみつつパンや前菜やチーズをいただき、パスタで締めくくる。

  • パン2種(カンパーニュ、無花果と胡桃入りパン)
  • チーズ3種(ブルサンペッパー、チェダー、ブリー)、茹でたブロッコリー
  • 葱とマッシュルームのオーブン焼き セージ風味
  • 人参の温サラダ風 胡桃バターオイル(写真)
  • マグロと水菜のカルパッチョサラダ
  • スパゲッティアマトリチャーナ
  • コーヒー

 パン2種のうち、カンパーニュは、妻が梅が丘の「パン・ド・ラサ」で購入。ここのカンパーニュは絶品である。「オラン」がしばらく閉店しているうちは(2006年2月17日の日記参照)、我が家の近辺ではこの「パン・ド・ラサ」が、今のところ最高のパン屋である。
 もうひとつの無花果と胡桃のパンは、妻が成城学園前の駅前にあるデリ&ベーカリー「kiriy's」で購入したとのこと。
 本日の主役は、セージというスパイスである。セージは、妻が柚子胡椒とともに今もっとも注目(?)しているスパイスで、最近の肉料理などには、必ずセージが使われているほどの入れ込みよう。今日の料理にも、「葱とマッシュルームのオーブン焼き」と「人参の温サラダ風」にセージが使われていた。ローズマリーオレガノの中間といった感じの、実によい香りのスパイス(というより「ハーブ」と呼ぶべきか?)である。
デイリーフード
 その「人参の温サラダ風 胡桃バターオイル」だが、これは最近妻が購入した、長尾智子さんの本「デイリーフード」に載っていた料理である。この本のレシピではローリエと胡桃油を使うことになっていたが、手元になかったので、妻は代わりにセージを使用したのだ。これがまた、柔らかく煮た人参とコリコリした胡桃の食感が絶妙にマッチし、一緒に入っているドライトマトの味わいもよく染み出ていて、なんとも言えない美味な一品。この「デイリーフード」には、他にも美味しそうな数々の料理が、なんとも美味しそうな大きくていい写真つきで紹介されている。書名の通り、けっこう手軽に作れそうな料理が多そうなので、他にもいろいろ作ろうと、妻は張り切っている。
 締めのパスタも、久々に妻が作ったアマトリチャーナが素晴らしい。ベーコンの風味がよくソース全体に生かされていて、玉葱の食感もいい。アルデンテのスパゲッティとの相性はとてもよかった。

 今朝早起きしたこともあり週末で相当疲れていたので、食後のコーヒーの頃には半分寝かかっているような有様。当然この夜は爆睡してしまい、フィギュアスケートのエキジビションを観れなかった。残念……。