軽井沢は遠く。

軽井沢シンドロームSPROUT 6 (ヤングチャンピオンコミックス)
 たがみよしひさ氏「軽井沢シンドロームSPROUT」の、最新第6巻が発売されていると知り、書店で買ってきて読んだ。
 前巻から約10か月ぶりだろうか(2005年5月24日の日記参照)。意外に待たされなかった(?)気もする。
 物語としてはまあ、いいかなと思う。私としてはどちらかというと、前半の暴走族やヤクザが出てきて抗争、という展開よりも、後半の、人間関係がなんとなくまったりと繰り広げられるような物語のほうが好きだったりする。
 しかし、作者も相当苦しい時期を経験されたようで、絵がすごく荒れてしまっている部分が所々見られる。特に、この本の後半は、ちょっと痛々しくて見ていられないくらいのページもあったりするのが辛い。やっぱりまんがは絵が命、無理せず休んだほうが……。
 などと思ってあとがきを読むと、どうやら終了が近いらしい。最終ページの次巻予告にも「クライマックス!」などと書いてあるし……。けっこう面白くなってきたところだったので、あと一冊で終わってしまうとしたら残念だなあ。