気丈に健気に

studio_unicorn20061106

 大学時代から親しく付き合ってきた友人の、お父上が急逝されたとのこと、そのお通夜に、妻と一緒に参列してきた。
 前夜は、深夜遅くまで作品展の準備をしていたため、かなり寝不足のまま今日一日は仕事、そのあとのお通夜なので、実はかなり疲労困憊。そのまま朦朧として寝てしまってもおかしくないほどだったが、かえって気が張ってよかったかもしれない。
 それにも増して、急な事態に直面した友人ご夫婦とお母様の、ご苦労と悲しみは計ることはできまい。心からお悔やみを申し上げます。そして、(親族や友人・知人たちの多大な応援があったとはいえ)そのたった3人で、気丈に健気に大勢の弔問客をご接待されていたその姿に、実はひそかに心を打たれ、深く感動してしまった。改めて、お疲れ様と申し上げます。
 懐かしい友人たちとの久々の再会もあり、お通夜という席上にいることもあって、実にさまざまの思うことがあったのだが、今は疲労極限で書く余力がないために省略。ただ、ひとつの"死"が、多くの"生"を結びつけることもまた、あるのだなと、しみじみ思うのであった。
(写真は、昨年の作品展に出展した"divine place"という作品、その一部)