私の小さな北沢

20070303b
 本日の夕食は、妻と私の両親と下北沢の老舗フレンチ「マ・プチッツ・バレ・デュ・ノール」Ma Petite Valée Du Nordで。父の誕生日が2月22日で母の誕生日が3月5日なので、両方のお祝いを、ついでに先日父親が朝日新聞の夕刊1面に登場したので、それの記念(?)も兼ねて。
 このお店に来るのも2年ぶり、改装して今の店になってからは2度目だ。けっこういい値段のお店なので、年に一度か二度来るか来ないか、という程度なのだが、もう二十数年間もおつきあいさせていただいているご縁であるうえに、私たち夫婦にとっては、結婚したときに、この店で身内だけの会食をした(式も披露宴もしなかったので、事実上のミニ披露宴だった)という、たいへんにご縁の深いお店なのだ。考えてみれば、あの会食からも10年以上経ったわけだ。
 相変わらずオーソドックスながら素晴らしい料理の数々をいただく。このお店の料理の特徴は、和食のテイストを取り入れて、フレンチにしてはさっぱりとした味わいのものが多いこと。今ではそう珍しいことではないが、二十数年前には、日本ではまだ珍しかったように思う。ボルドーの素晴らしいワインもいただいて、大満足のひと時だった。

  • マ・プチッツ・バレ・デュ・ノール Ma Petite Valée Du Nord
    • 東京都世田谷区北沢2−27−10
    • Tel:03-3466-5218
    • 12:00〜15:00(L.O.14:00)、18:00〜23:00(L.O.21:00)
    • 火、水休
    • "Ma Petite Valée Du Nord"とは、フランス語で「私の小さな北の沢(谷)」の意。

(右の写真は、妻がメインにいただいた、牛ほほ肉のビール煮込み)