Paccheri Rigati

studio_unicorn20070721

 旅の疲れと、仕事に復帰していきなり忙しくてドタバタしたのと、時差ボケの名残りなどなどが蓄積して、旅行から帰国して初めての土曜日は、すっかり疲労困憊モードで外出もままならず、ひたすら自宅でぐったりと静養。な〜んにもやる気が起きず、非生産的な一日を過ごす。まだ気温が高くなく、比較的過ごしやすいのが唯一の救いか。
 せめて夕食くらいは美味しくいただこうと、お馴染みワインとイタリアンの夕食を。妻が腕を振るった料理を楽しく美味しく食べることができた。
 特筆すべきは、「パプリカの詰め物焼き」(右上の写真)。以前にも2回ほど作った料理だが(3月31日の日記参照)、肉を使用していないのに、まるで肉を食べているような不思議な食感が魅力的だ。
 パスタは旅行中にバッサーノ・デル・グラッパBassano del Grappaで買った(7月10日の日記参照)パッケリ・リガーテPaccheri Rigatiを使ったトマトソースパスタ。乾燥している状態だと、水道のホースを短く切ったような形(下の左の写真)だが、茹でるとぺっちゃりと平らになる(下の右の写真)。そうなるとほとんど平らなパスタと同じようなものだ。ラザニアみたいにオーブンで焼いても美味しいかもしれない、今度やってみようと、食べながら妻と話す。
20070721a20070721b
 ワインはFidelioというシチリアの赤ワイン、ネロ・ダーヴォラ種Nero d'Avola。前にも飲んだことがある。ネロは軽いのから非常にどっしりしたものまで幅広いが、これは軽めの味わい。私としては重いほうが好きなので、これはもうひとつ、かな。