数日前、2006年11月30日の日記にトラックバックがついているのに気がついた(当該TB削除済み)。クリックしてみると、『世界の国々』という、世界の国々を叙述したサイトのアイスランドのページにリンクされていた。きっと私の2006年11月30日の日記が、ビョークとアイスランドの音楽について書いた文章だったので、リンクしてきたのだと思われる。
時々こういう、文章の内容に対してとか関連記事を書いたとかではない、単にキーワードを検索してリンクしてくる安易なトラックバックがつくのだが、たいていは妙な広告だったり商売だったりスパムまがいのものだったりするので、見つけ次第削除している。人が苦労して書いた(笑)ブログの記事にお手軽に便乗して商売するような、そういう腐った根性がまず許せん。
それでも、今回のこのトラックバックは、やり方はちょっとアレだが、サイト自体には特に実害はなさそうだし、大好きなアイスランドIcelandについてコンパクトにまとめられているようなので、リファレンスに良さそうだ。そこで、トラックバックは削除する代わりに、こちらからリンクを貼ってやることにした。これなら、まあ、いいだろう。
アイスランドといえば、先月末にHMVで購入した、アイスランド人アーティストのヨハン・ヨハンソンJohann Johannsson(正確にはJóhann Jóhannsson)のアルバムCD"Englaborn"(正確には"Englabörn")。
名前は以前から知っていたのだが、先日朝日新聞に掲載されたこの方についての記事を読み(来日の後に記事を載せるなよ〜。ライブ見られなくて残念)、クラシック楽器と電子楽器を併用するというその音楽スタイルに、ますます興味が高まっていたのだ。
このアルバム"Englabörn"も、弦楽の演奏の中を縫うようにMacで加工された音や人声が流れ、一見クラシカルで穏やかだが、底に秘めた一筋縄でいかない危うさもあって、非常にいい。深く沈み込むような海の青がゾクリとするほど美しいジャケットも素晴らしい。
- Jóhann Jóhannsson :: johannjohannsson.com :: Johann Johannsson(アーティストのオフィシャルサイト。英語のみ)
このJóhann Jóhannsson氏をはじめ、お馴染みビョークやシガー・ロス、ムームなど、大勢のアイスランド人ミュージシャンが総登場するドキュメンタリー映画「スクリーミング・マスターピース」"Screaming Masterpiece"をすごく観たかったのだが、先延ばししているうちに上映が終了してしまい、これまた観そびれてしまった。残念。
と思ったら11月頃に下高井戸シネマで上映されるらしい。それを観に行くとしよう。よかったよかった。
- SCREAMING MASTERPIECE スクリーミング・マスターピース(映画の日本語オフィシャルサイト)
- ICELANDia アイスランド音楽ショップ
- 日本でアイスランド音楽関連の情報を得ようとしたら、このサイトが一番充実しているようだ。
(写真は、ソファでくつろぐ我が家のネコたち)