今日は、仕事に出かけるときに、電車の中で読む本を持って出るのを忘れてしまった。
昨日一冊読み終わったので、朝起きたときは次に読む本を選ばなきゃと思っていたのに、いざ家を出るときには他のことに心を奪われてしまったらしく、見事にそれを失念してしまった。
なんたる不覚。
電車の中では、(ひどく混んでなければ)必ず本を読むのが習慣なのに。
仕方なく、音楽を聴きながら車内をなんとなく眺めて過ごす。すごい手持ち無沙汰感だ(笑)。
本を読むときは日本語の歌の曲は聴かないので(もともと私のiPodには、日本語の歌ものはほんの少ししか入っていないのだが)、こういうときこそ、と先日購入した筋肉少女帯の新譜「新人」をじっくりと聴く。5、6回聴いてようやく耳に馴染んできた。筋少の新譜はいつもそうなのだが。
帰りの電車で読む本を買うために、昼休みに書店へ行く。
いろいろ迷った末に、光文社古典新訳文庫版のジャック・ロンドンJack London著「野性の呼び声」"The Call of the Wild"を購入。古典新訳文庫も、創刊してはや一周年か。望月通陽さんの絵に惹かれて、ずいぶん買ったなあ。話題の「カラマーゾフの兄弟」はまだ買っていないけれど。
「野性の呼び声」は、中学生の頃だったか新潮文庫版で読んで大好きだった。とても懐かしい。
小さい頃から動物の出てくる話が大好きだった。小学生の頃は、6年生のときに推理小説にハマるまでは、動物の出てくる本しか読まなかった子供だった(笑)。
(この夕空の写真は、9月15日に渋谷近辺で撮影)