galette des rois

studio_unicorn20080105

 以前id:yoshimiradikornさまからお薦めいただいた(2007年11月25日の日記のコメント欄参照)、「パティスリー ミラベル」のガレット・デ・ロワgalette des roisを買ってみた。公現祭(公現節、エピファニーEpiphanieには一日早いが、まあいいだろう。新年のお菓子ということで。
 朝に電話で問い合わせたらひとつ取り置きしてくれるというのでお願いし、昼前に妻と一緒に「ミラベル」まで歩いて買いにゆく。ブリオシュ生地を使った「ボルドレーズ」というのもあったが、初めてなのでとりあえずオーソドックスなほうを、2人なので小さい12センチのケーキを購入。小さくてもちゃんと陶器の人形(フェーブというらしい)は入っているし、紙製の王冠だってついている(写真)。立派なものだ。
 夜、外出から帰ってから、さっそくガレット・デ・ロワをいただいてみる。ミルフィーユのようなつくりをしているようで、見た目よりもとても軽い食べ心地。ふわふわ、さくさくして美味しい。甘さはかなり控えめにしてほんのり甘いのも、ここのガレット・デ・ロワが人気である理由か。12センチでもけっこう大きく見えたので2人で食べきれるか不安だったが、全然そんなことはなかった。美味しかったです。来年も食べよう。
 肝心の陶器の人形だが、切り分けるときに見えてしまったので(笑)、"引き分け"ということに。それまでは「人形が入っていた人がコーヒーを淹れてもらう」だの「ワインを買ってもらう」だのとさんざん考えていたのに、いざ切ってみると引き分け……。まあ、そういうこともあるのでしょう。Wikipediaの記事には、目隠しして切り分けるみたいなことが書いてあった。なるほどなあ。
20080105
 我々のガレット・デ・ロワに入っていたのは、かわいいミニチュアの林檎とシードル(もちろん陶製)でした。