モノクロームの触感

studio_unicorn20080627

自然をまるごと やさしいごはん―玄米ごはん・豆・野菜のレシピ絵本
 仕事の昼休みの時間に、神保町の「gallery福果」へ。ここで開かれていた、イラストレーター矢田勝美さんの個展「土の記憶」を観る。
 寡聞にして矢田さんのことは全然存じ上げず、モノクロの抽象画のDMハガキを見て気になって来たのだが、モノクロの素敵な抽象画の小さなタブローが並んでいる。なんというか、すごく触感的なタッチで描かれており、テクスチャー好きな私としては、その素敵な雰囲気がかなり気に入った。作品のサイズがちんまりとしているのも私好み。
 会場には矢田さんご本人がいらしていて、お話を伺うことができたのだが、クレヨン状になっている油彩絵具(名前を忘れた〜)を使って描いていらっしゃるそうだ。へえ〜、そんな描き方があるのか〜と感心。
 後で調べて知ったのだが、矢田勝美さんは料理関係のイラストを多く手がけており、ご自身でもレシピを作られるほどの料理好きとか。レシピ本も一冊出していらっしゃるということで、事前に知っていたら、料理好きの妻のことを話せたのにな。まあいいや、また作品を拝見する機会があるでしょう。

(写真は6月8日撮影)