やっぱり年賀状は大晦日に

studio_unicorn20081231

 年賀状作り。
 年末休みが長いのでもう少し早く作れるかと思っていたが、やっぱり大晦日に作りました(笑)。まあ、その昔には年賀状書きは元日に始めるものだったそうだから、これもどんどん"早倒し"化してゆく現代社会の弊害?と言えるのかもしれない。
 それで思い出したが、一昨日の忘年鍋のときに、新春セールが年々早まってきているという話になった。新春セールはかつては1月10日過ぎに始まっていたものだが、最近はすっかり1月2日スタートが定着していて、さらには、今年はなんと年末から福袋を売り出している店まで出てきた始末。社会のいろいろなものの加速化と、先んじよう先んじようという競争原理とが、このような早倒しを生み出しているのだろうが、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」なんだけどな、と社会の加速化についてゆけない私などは思うのであった。
 ケータイの「あけおめメール」も大嫌い。せめて相手の住所が分かっている人だけでも、きちんと形に残るやり方でご挨拶しようぜ。私みたいに凝らなくていいから(笑)。などと思ってしまうのも、もう旧人類入りした証かも。といっても、これも一昨日の忘年鍋のことだが、居合わせた全員が「子どもにケータイは不要」で一致していたものなあ。特に、4歳のお嬢さんの母親であるMさんが、強くそのことを主張していたのには、ああこの世の中もまだまだ大丈夫かもしれないと、ちょっとホッとしてしまった。
 話がそれたが、今年の年賀状作りは昨年のときよりは早く、夕方には出来上がった。プリンタのインクを慌てて買いに走るハプニングもなかったし。よかったよかった。
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 さてさて、2008年もこれで終わり。
 今年は、なんといっても一年に二度作品展を開いたこと(ひとつはリミックス展でしたが)と、恒例の夏旅行を7月ではなく9月にしたこととが、いちばん大きな出来事だったかな。
 来年はどうなってゆくのやら。
 皆様、よいお年をお過ごしくださいませ。
(写真は今回の年賀状で使用したもの、その一部。今年の9月9日に、英国コッツウォルズのカースル・クームにて撮影)