年末に相応しい映画

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ALWAYS 三丁目の夕日 豪華版 [DVD]
 夜、妻と一緒に、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のDVDを観る。
 このDVDもけっこう何度も観ているのだが、なんだか年末になるとまたこの作品を観たくなってしまう。多分、終盤のクリスマスと大晦日のエピソードが、最も強く印象に残るからだろうな。春夏秋冬とめぐる物語のクライマックスに当たる部分のエピソードだし。
 初めて(テレビ放映で)この映画を観たときは、若い人などにはあの昭和33年の風景が一種異世界のようにも見えるかもなどと思った(2007年11月4日の日記参照)ものだが、この映画の最後で「よいお年を」の言葉が盛んに交わされているのを見ると、あの昭和33年もこの平成20年も、同じ言葉が同じように交わされて同じように年が改まり、そうやって月日が積み重なってゆくのだな、としみじみ感じた。こうして年月の堆積が、伝統や文化の蓄積が出来上がってゆくのだと。
 あの日々とこの日々は、確かに繋がっている。

 それにしても、この映画のテーマ曲には、しみじみ泣かされるなあ。
(写真は、12月20日に近所にて撮影)