浮くマリモ

 ネットニュースを眺めていたら、Yahoo!こんなニュースがあった。

「阿寒湖で浮くマリモを確認」
 浮かばないとされていた国の特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」が、同湖の水中に大量に浮いているのを、北海道阿寒町学芸員の若菜勇さん(47)が確認した。
 今月8日、雄阿寒岳ふもとの同湖東端の入り江で、直径3〜5センチのマリモ500〜600個が、すき間に気泡をはさんだような状態で、水中を漂ったり、水面に上がったりしていた。
(読売新聞) - 6月15日14時9分更新

 我が家のマリモももちろんそうだが、マリモは「浮かぶことはなく、常に水底に静かに沈んでいるもの」というのが常識であるらしい。なので、この“浮くマリモ”というのが、いかに驚天動地の大事件(?)なのかが分かるであろう。そのうちに、我が家の小さいマリモたち(2005年6月11日参照)も浮き上がってくるのだろうか。あの、日本各地で一斉に立ち上がったレッサーパンダみたいに、全国のマリモが一斉に浮き上がってきたりして。動植物たちの一斉蜂起が近い?(笑)
 ちなみに、マリモはあの丸いのが一個体ではなくて、細かい糸状の藻がたくさん集まって、あの丸い形を作っているそうだ。言ってみれば、その糸状の藻一本一本が“マリモ”なのだ。