下北沢のスピックアンドスパン・フレームワークSpick and Span FRAMeWORKは、妻がたまに行き、ごくたまに服を買う店である。そこの秋冬最新カタログを、先日妻が持って帰ってきた。
なかなか素敵なカタログである。ヨーロッパの素朴なカントリーテイストの服やアクセサリーなどのラインアップもさることながら、ファッションデザイナーのキャサリン・アビソンCathryn Avisonが自らモデルを務め、彼女の水彩画も収録しているのが面白い。
そして何より、撮影場所が英国コッツウォルズCotswolds！ 先月見てきたばかりの、素朴な英国カントリーの風景や室内その他もろもろがが、これでもかと全ページにわたって掲載されている。実際に訪れたボートン・オン・ザ・ウォーターBorton-on-the-Waterやモートン・イン・マーシュMoreton-in-Marshなどの写真もある。素晴らしい。アビソンさんの水彩画も、このカタログのためにコッツウォルズを題材に描きおろしたものだそうだ。服を買うとかは別にしても、見ているだけですごく楽しいカタログである。
ちなみに、このカタログは、下記Bserviceのホームページ上でも見ることができる（2005年８月20日現在）。紙のカタログと完全に同一の構成で掲載されているので、見るだけならこちらでもＯＫ。ただ、このカタログで使用している紙の、内容とマッチした素朴でいい手触りや風合いまでは再現してくれないけれど。その点では、やっぱり紙のカタログが一番である。
（写真は、カタログの写真ではなくて、私が先月の英国旅行中にアッパー・スローターUpper Slaughter近辺で撮影したもの。カタログに近い感じを出すためにソフトフォーカスな風合いに加工してあります）
