黒板キッチン

 作品展の会場から一度家に戻り、その後、妻と私の母と合流して、3人で梅ヶ丘にある「黒板キッチン cui dou laku(くいどうらく)」にて夕食。お店の前は何度も通っているので、前々から気になっていた店だったのだが、実際に入るのは初めてだった。
 その名の通り食事のメニューはすべて、店内の壁の大きな黒板に書かれている。素朴だがこぎれいな店内、行き届いたサービス、和から洋まで多種多様で美味しい料理、と大変に満足度の高いお店だった。
 なんでもここのシェフさんはもともとフランス料理のシェフをしていたそうだが、歳をとって自分の食べたいものだけを作りたくなり、この店を始めたということらしい。出された料理をいただく限りでは、満足いくような料理が作れているのではないとと思う(もちろん、本人にしか分からないことだろうけれど)。