作品展2日目

studio_unicorn20051109

 朝起きると喉が痛い上に、なんだか熱っぽい。両膝のふしぶしが、熱がこもっているように痛む。
 ヤバイ、風邪かも。
 妻も風邪を引いてしまった様子。昨日に至るまでの作品展の準備ですっかり疲れてしまった上に、揃って風邪を引いていた私の両親からうつされたのかもしれない。
 ややぼおっとした状態のまま仕事に出かける。今日は仕事を休めないので、作品展会場の常駐は妻にお任せ。清川泰次記念ギャラリーは、とても小ぢんまりとして素敵なギャラリーだが、会場で作品販売ができない(まあ、これは会期後に連絡を取って売ればいいのだが)のと、会期中は必ず誰かが常駐していないといけないのが難点。本当は毎日私が会場にいることができれば、それに越したことはないのだが、仕事を休むのにも限界があるので仕方がない。
 清川泰次記念ギャラリーのホームページを見ると、「今週の区民ギャラリー」というところで、展示中の私の作品画像が掲載されている。嬉しい反面、けっこう今回の目玉と思っている作品を載せてしまっているので、ちょっとネタバレしすぎかなとも思ったりで、複雑(笑)。(追記:会期が終了しましたので、私の作品画像の掲載は終了しています)
 また先日、大学時代に行っていたキャンプの、OBGのメーリングリストに作品展の案内を流したら、友人たちの反応が返ってきたのは嬉しいのだが、(ほとんど存在すら忘れていた)来てほしくない人間からも反応のメールがあったのはヘコんだ。編集者なんて生き馬の眼を抜く仕事をやっていたせいで、今や博愛主義者ではなくすっかりダークサイドに転落している私としては、はっきり言わせてもらう。ウザいです。自分が周囲からウザがられていることがわかんないのかな〜。まあ、ちょっとでも空気が読める人間だったら、その人ももう少し人から好かれていたのだろうけれど。
 熱っぽく調子が悪いまま(だから風邪なんだって、これはきっと)仕事を終え、家に帰って、まあ特に何事もなかったのだろうと妻に今日の会場の様子を訊く。すると照明器具に重大な問題が発生したという。昨日けっこう苦労して設置したスポットライトが、どうも一か所だけ電圧の許容範囲を超えてしまっており、ライトをひとつ外さなければならないとのこと。ギャラリーで働く人も昨日の夜遅くに、電気技師から指摘を受けて初めて知ったらしい。
 寝耳に水のこの事態に、なんでもっと早く連絡をくれなかったのかと妻に怒りつつ、慌てて会場に連絡。体温を測ったら37度以上あったが、とにかく照明をチェックしてひとつ外すために会場へ急行した。バスで約30分、夜8時に到着。事務員さんに会場に招じ入れてもらい、照明をあれこれ試したのち、ライトをひとつ外しても最大限の照明効果を得られるようにアレンジすることができた。とは言っても、ひとつ減ったぶん不満は残るのですが。でもまあ照明がショートしてしまう危険は避けたかったので、これが最善の策だったとは思う。
 思わぬ事態で会場へ足を運んでしまった日だった。やれやれ。
 本日の来場者数は15名。昨日と合わせて25名である。

  • STUDIO UNICORN作品展「静謐の日々 第二章」
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(写真は、会場門前に掲示された、私の作品展のポスター)