「ヒストリアン」

ヒストリアン・II ヒストリアン・I
 今日の昼休みは書店に行き、恩田陸さんの本を何か買うつもりだったのだが、お店の入り口付近に、話題のエリザベス・コストヴァElizabeth Kostova著「ヒストリアン」"The Historian"全2巻がこれでもかというぐらいに積み上げられているのを発見。そうかあ、発売になったんだ。
 非常に面白いヨーロッパの歴史ミステリーということで、発売前からちょっと期待していたのだが、手にとってみると、古い書物を模した装丁がかなりいい。本の中で語られる物語の面白さを予感させる、優れた装丁だ。全2巻で一冊一冊がけっこう分厚く、私好みの長大な物語であることを予感させる。恩田陸さんの本は次回に買うことにして、即断即決で「ヒストリアン」を2冊とも購入した。読むのが今から楽しみである。
 しかし、こういう予想外の出会いがあるので、本とCDはお店で買うのが一番いい、とつくづく思うのである。Amazonだって便利だし時々利用するので、否定はしないけれど。うまく両方を使い分けるのが大切かな。

  • NHK出版 ヒストリアン(日本語版の版元サイト内の専用ページ。「予告編」とあるので、早々と映画の予告編でも公開しているのかと思ったら、この本そのものの予告編でした)