8年(ぐらい)ぶりの機種変更

studio_unicorn20060328

 8年(ぐらい)もの間、同じドコモの携帯電話を使っていたのだが、ついにこの日曜日、新しいケータイに機種変更した。新しい機種はP701iD、色はグロスホワイト。今まで全然ケータイに思い入れがなかったし、何でもかんでもケータイに機能を詰め込んで、生活の中心に据えようという動きには大いに疑問を感じているので、長いこと機種を換えようという気が起きなかった。それに、私が気に入るようなデザインのケータイがなかったことも大きい。
 ところが、昨年の後半ごろから、さすがにバッテリーの持続時間が短くなり「そろそろ換えようかな〜」と漠然と思っていたところへ、P701iDの登場である。今までドコモに好きなデザインのケータイがなく、auユーザーが羨ましかったものだが、ようやく私好みのシンプルでミニマルなデザインのケータイが登場である。これなら換えてもいいやと思った。
 しかし、私の作品展やら年末年始やら仕事のドタバタやらで半年近くもたってしまい、その間にさらに新機種まで発表になってしまった。幸いなことに(?)新しい機種のデザインは、私としてはどうもイマイチなものばかりで、やっぱり私にとってはP701iDがもっとも好ましい。
 そうこうしているうちに、今まで使っていたケータイがいよいよ危なくなったのか、通話の声が聞き取りにくくなってきてしまった。これはヤバイと思って、慌てて機種変更した次第。知人にケータイ屋さんがいるので、本当はその人にお願いしようと思っていたのだが、とてもそんな余裕もなく、結局今回は街のお店で機種変更をしてしまった。最新機種ではなかったし、たまりにたまっていたポイントも使ったので、かなり格安だったが。
 それにしても、何せ8年(ぐらい)もの間、FOMAやカメラはおろか、iモードやメールすらない、通話のみのケータイを使ってきたのである。いきなり全部入っている機種にしたところで、すぐに使いこなせるわけがない。というより使い方が皆目分からない。分厚いマニュアルを前に、呆然とするばかりだ。
 それでも、さすがにデザインで選んだだけあって、外見はすごく気に入った。佐藤卓氏デザインの、シンプルでミニマルな白一色のボディ。ボタンの数字や文字の色が、全てグレーで統一されているのもいい。着信があったりボディを閉じるとほんわりイルミネーションが光るのも素敵だ。
 というわけで、第一印象はとても気に入った。機能については……まあ、おいおい使いこなせるようになるだろう、多分。