誕生日

studio_unicorn20060517

 私の誕生日。
 もう誕生日を待ち焦がれるような歳でもないのだが、やっぱり自分にとっての特別な日というのは、やっぱり気分がいいものだ。また、今年も無事に誕生日を迎えられたことにも感謝。
 しかも、今年の私の誕生日は、私だけにとっての特別な日ではない。ハリー・ポッター・シリーズの第6巻"harry Potter and the Half-Blood Prince"の日本語版「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の記念すべき発売日でもある。さらに、ペット・ショップ・ボーイズPet Shop Boysの新譜"Fundamental"の日本先行発売日でもある。*1日本中のハリポタファン、PSBファンが、私の誕生日を待ち焦がれていたわけだ。皆さん、ありがとう!(え? 違うって!?)
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
 さっそく、仕事の合い間に三省堂書店本店を覗いてみる。
 あるある、そこかしこにハリー・ポッター新刊が積み上げられており、店内の宣伝装飾もあいまって店の中はくすんだグリーン(今回の新刊の表紙の色)で埋め尽くされている。圧巻なのは、本を積み上げて凱旋門のようなアーチが出来上がっていたこと。ここの三省堂は、話題の新刊が出ると、よく本を積み上げてタワーを作るのだが、アーチは初めてじゃないかと思う。さらに、各フロアの、エスカレーターをあがったところにも、それぞれハリー・ポッターの小さな陳列台が。
 もちろん、店の入り口前には、店員さんが出て街頭販売をしている。今日は、全国の多くの書店さんでこのような光景が見られたことだろう。余談だが、前巻の発売日には、シリーズの翻訳者で静山社社長の松岡佑子さんが、都内の有力書店をキャラバンしてまわったのだが、今回はそれはなかったようだ。代わりに松岡さんが登場したのはAmazon.co.jpの発送倉庫。なにやら、この2年間の出版流通の様変わりとAmazon.co.jpの急成長を象徴するエピソードだ。(参考記事:倉庫に8万冊入荷、ハリーポッター出荷作業開始・アマゾンジャパン インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
 予約してあったので、サービスカウンターで購入。三省堂限定特典のブックカバーは、ただ表紙を印刷しただけのショボいもので、たいしたことはなかった。ざっと中を見たところ、今までで最も重苦しくダークな展開にふさわしく、文字が大きくなったり文字の書体を変えたりとかが、あまり見当たらない。今までは、あれが時としてうっとうしく感じていたので、これはいい傾向だ。
 2005年12月1日の日記に書いたとおり、私はすでに原書で既読なのだが、まあ、翻訳なら細かいニュアンスとかも分かるし、ゆっくり再読してみることにしよう。

 夜帰宅すると、妻がワインをプレゼントしてくれた。週末に飲むことにしよう。楽しみ楽しみ。
(写真は、本日の夕食の主菜、豚肉のオーブン焼き。美味でした)

*1:と思ったら、id:wineさまの記事を読んで、先行発売盤が唾棄すべきCCCDであることを知った。Royksoppのときといい、東芝EMIはホントに許すまじ。(追記)正しくは「セキュアCD」というものらしい。どっちにしても同じことだが。