自分の子供なら?

 我が家の前の道は一方通行かつ路上駐車禁止なのだが(おまけにすぐ隣には大きな駐車場まであるのだが)、今日の午後、30代くらいの女性が自家用車らしき車で乗りつけ、この道に路上駐車してどこかへ行ったのが見えた。
 15分ほどして、ふと窓の外を見ると、この女が買い物袋を提げて戻ってくるのが見えた。女は車に乗り込むと、わざわざUターンして、一方通行の道を逆走して去っていった。
 6月初めから、道路交通法が改正されて、駐車監視員の制度が導入されたことがいろいろと取り沙汰されている。確かに、病院やお年寄り、あるいは子供連れや宅配業者の方々のご不満もすごく分かる。何もかも一律にしてしまってよいのかとも思う。
 だけれども、今日のこのバカ女のような輩が横行している限りは、この改正も駐車監視員の導入も(都市においては)仕方のないことだと思う。
 我が家の前の道が駐車禁止・一方通行なのは、理由は簡単。そうしないと歩行者の安全が確保できないからだ。この道で路上駐車している車の脇を車が通ろうとして、脇を普通に歩いていた小さな子供が、それをよけ切れず倒れてしまったのを、一度ならず目撃している。打ち所が悪ければ命の危険だ。件のバカ女は子供がいるのかどうか知らないが、もしいたら、自分の子供がそんな目に遭ってもなお、そんなことをしていられるのかと問い詰めたい気持ちだ。