「ゆびわものがたりみたい」

　ようやくの晴れた週末だが、昼頃ににわか雨が降ったりして湿度が高く、相当蒸し暑い。さすがに今日はエアコンの除湿機能が大活躍。
　今日は、友人のid:wineさまと奥様が、２人の息子さんを連れて我が家に遊びに来た。パンとチーズ、ワイン、オリーブといろいろ差し入れをいただく。ありがとうございます。迎える我が家も、妻が腕をふるってイタリアンの食事をご用意。

• 豆とソーセージのサラダ
• プチトマトとパプリカ、にんにくの煮込み
• いんげん、エリンギ、ハムの炒め物
• ミートソースのタリアテッレ＆スパゲッティ

　軽くお茶した後、これらの料理や差し入れていただいたものを楽しくいただく（写真）。ワインもとても美味しく、楽しくおしゃべりしながら飲みかつ食う。合い間に３歳の長男くんに本を読んであげたり、生後10か月の次男氏と交流したりする。大勢で美味しいものをいただくと、本当に楽しいねえ。
　それでも、wineさまご夫妻はかなり気を遣っていて、リヴィングのものを長男くんが壊したり（確かに、我が家のリヴィングには、子どもが気を引きそうなものが無造作に置かれてはいる）、次男君がよだれをたらしたりしないかと気が気でないご様子。十分に寛げなかったとしたら、本当に申し訳なく思う。子どもが安心して遊べるように、もうちょっと片付けておけばよかったかな。

　ところで、お茶の後に、窓辺にある「ロード・オブ・ザ・リング」のオリファントのフィギュア（2005年４月29日の日記参照）がいたく気に入った長男くんは、オリファント見たさに映画のDVDをしきりと観たがり、仕舞いには私のところに「ゆびわものがたりみたい」とお願いに来た。そのお願いの仕方がなんともかわいい。父wine氏は「テレビ観に来たんじゃないからね」と息子をたしなめつつ、「でもお父さんもアクオスの大型液晶テレビの映像を観てみたい気がするなあ」などと言い出す始末（笑）。なんとも微笑ましい親子である。というわけで「ロード・オブ・ザ・リング／王の帰還」をちょっとだけ（オリファントが出てくるあたり）みんなで観たのだった。wineさまご夫妻はいろいろ突っ込みを入れながら観るので、一緒に観ててとても楽しかった。
　気を遣わせてしまったものの（長男くんはけっこう怒られちゃったかな）、とても楽しいひと時だった。wineさま＆奥様、どうもありがとうございました。これに懲りずに（？）、またぜひいらしてくださいませ。

• Sutter Home, Zinfandel, 2001
  • wineさまご持参のカリフォルニア赤ワイン。なんともマイルドでしっかりした飲み口が素晴らしい。すっかりジンファンデル好きになりました。
  • http://www.sutterhome.com/（ワイナリーのオフィシャルサイト。英語のみ）
• Teresa Raiz, Le Marsure Refosco dal Peduncolo Rosso, 2003
  • ２本目のワインは我が家がご用意。成城にある宮崎屋球三郎商店で購入した赤ワイン。北イタリア、ヴェネツィアに近いワイナリーらしい。Refosco dal Peduncoloという、あまり馴染みのない種類の葡萄を使っている、ちょっと珍しいワイン。ジンファンデルの後ではさすがに酸味を感じたが、これはこれで非常に美味しい。
  • http://www.teresaraiz.com/（ワイナリーのオフィシャルサイト。イタリア語、英語、ドイツ語のみ）