妻と一緒に「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(私のレビューあり)のDVDを観る。(映画公開時も含め)既に何度か観たことはあるのだが、37インチ大画面AQUOSで観るのは初めてだし、もうすぐ第2弾の「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を観るつもりなので(でないと、せっかく買った前売り券が無駄になっちまう)、ここらで一度観ておきたかったのだ。それに何より、面白い映画だし。
長い作品なので、昨日の夜に前半を観て、今夜は後半を観た。
いやあ、やっぱり面白い映画ですわ。いい意味でのファミリーシネマの傑作だと思う。通俗的な海賊のイメージまんまだし、コミカルだしアクションだし帆船だし海が綺麗だし(笑)。ジョニー・デップJohnny Depp扮するジャック・スパロウの登場シーンがこの映画を端的に物語っているような気がする。あの大まじめかつ笑える登場シーンは、何度観ても最高!
それにしても、何度目かに観ると、いろいろと細かい(?)ことにも気づく。例えば、キーラ・ナイトレイはKeira Knightleyは、本当にナタリー・ポートマンNatalie Portmanによく似た顔だなあと、改めて認識。さすがに「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」でナタリーの替え玉役を演じただけのことはある。でもキーラのほうがちょっとシャープな顔立ちかな。
それから、ジョニー・デップのジャック・スパロウは皮肉の効いた台詞が盛りだくさんだが、意外にも(?)ジャック・ダヴェンポートJack Davenport演ずるノリントン提督も、非常に皮肉たっぷりで、英国らしいユーモアに満ちた言い回しの台詞を連発していることに気づいた。全体的に、なかなか粋な台詞が多く、映画に知的なコミカルさを色づけていることはポイント高し。
音楽もいいなあ。遅ればせながらサントラ盤買ってしまおうかしら。音楽プロデューサーにハンス・ジマーHans Zimmerの名前を発見。ということは、この人(音楽担当クラウス・バデルトKlaus Badelt)もジマー門下生なのでしょう。耳に残るフレーズが多くて、今更ながらに気に入った。(続編はハンス・ジマーが音楽を担当しているのね。期待だ)
早く続編も観に行かねば……。
- パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(まだ残っていました。日本語オフィシャルサイト)
- パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(日本語オフィシャルサイト)
- Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest -- The Official Website(英語オフィシャルサイト)
- Klaus Badelt unofficial FAN PAGE(クラウス・バデルトのファンページ。とても充実しています。現時点では日本語のみ)