さよなら、さよなら

studio_unicorn20060924

 今日も気持ちよく晴れて。今日こそは外出。妻と一緒に原宿へ行く。
 タダ券を持っていたので、ワタリウム美術館で開催中の「さよならナム・ジュン・パイク展」を観る。
 ナム・ジュン・パイク氏Nam June Pikeについては、今年の初めに亡くなった、韓国生まれのビデオ・インスタレーション・パフォーミングなどを主とするアーティスト、というくらいしか知識がなかった。大して予備知識も持たずに会場に来る私も悪いとは思うが、正直あまりピンと来る展覧会ではなかったな……。
 会場の広さの問題もあるのだろうが(この美術館は観にくい構造だ!)、作品数がさほど多くなくてナム・ジュン・パイクの全貌を知る、というにはほど遠いし(一端は垣間見られたとは思うが)。なにより作品そのものがあまり好みじゃなかったり。制作意図や背景などを知れば、より深く理解できたのかもしれないが。まあ、不勉強な私でも楽しめるかな、ってちょっと期待していたのですが(笑)。タダ券がなければ来なかったであろうなあ……。
 ただ、この展覧会を理由に、表参道へ来たこと自体はとても良かった。おかげで(笑)、素晴らしく気持ちのよい、秋の日の表参道界隈を満喫できました(写真)。