例年なら、あまり秋に公開する映画ってのは、興味が湧く作品が少ないものなのだが、今年は気になる作品がけっこう多い。羅列してメモ。
- 薬指の標本 L'Annulaire
- 薬指の標本(映画の日本語オフィシャルサイト)
- 2006年9月14日の日記参照。
- これは観ます。というのも前売り券を買ってしまったから。小川洋子さんの原作も読了済み。映画での表現は(フランス人の視点で)どんな風になるのか、楽しみだ。
- ワールド・トレード・センター World Trade Center
- ワールド・トレード・センター(映画の日本語オフィシャルサイト)
- World Trade Center - An Oliver Stone Film(英語オフィシャルサイト)
- 2006年9月20日の日記参照。
- Craig Armstrongのこの素晴らしい音楽がついているというだけで、観る価値ありそうだなあ。
- カポーティ Capote
- ソニー・ピクチャーズ - カポーティ(映画の日本語オフィシャルサイト)
- SONY PICTURES CLASSICS | CAPOTE(英語オフィシャルサイト。もう米国ではDVDが出ているのか)
- あの「ツイスター」のダスティ=フィリップ・シーモア・ホフマンPhilip Seymour Hoffmanが、こんなにも有名な演技派俳優になっていたと知り(2006年8月11日の日記参照)、俄然興味が湧いてきた映画。映画はモノクロではないが、オフィシャルサイトのレトロなセピアカラーの映像が、いい感じを出していて激しく私好みだ。
- マッチポイント Match Point
- マッチポイント(映画の日本語オフィシャルサイト)
- There are no little secrets.(英語オフィシャルサイト。これも英米ではDVDが出ているようです)
- 正直ウディ・アレンには今までまったく興味がなかったのだけれど、この映画は舞台がロンドンだし、スカーレット・ヨハンソンScarlett Johanssonが出ているし、かなり興味をそそられている。でもヒットしているみたいだし、並ぶのはイヤだなあ……(笑)。
- トリスタンとイゾルデ Tristan & Isolde
- 映画『トリスタンとイゾルデ』公式サイト(映画の日本語オフィシャルサイト)
- Tristan & Isolde Official Site(英語オフィシャルサイト)
- おなじみ中世騎士の悲恋物語の映画化。もともとは独立した悲恋伝説だったが、のちに「アーサー王伝説」に組み入れられて、トリスタンも円卓の騎士の一員になったりしていたりする。先だって映画化された「キング・アーサー」みたいに、これも現代的な(娯楽ものとしての)解釈が入った物語になっているのかな。中世ものが大好きな私にとっては、垂涎もののはずなのだが、イマイチ食指が動きにくいのは、その辺の危惧(?)があるからかもしれない。
- でも製作総指揮がリドリー・スコットRidley Scottだし、けっこう期待できるとは思うのですが。トリスタン役のジェームズ・フランコは、私にはどうしても「スパイダーマン」の金持ちのぼんぼんというイメージがついてしまって、"悲劇の騎士"に見えなかったりするのだが……(笑)。
- いちばんきれいな水
- いちばんきれいな水 - あしたを変える勇気をくれる、ハートフルストーリー -(オフィシャルサイト)
- 日本映画はこれくらいかな。映像が清新そうで気になっている。
ずいぶんたくさんあるなあ。とはいっても、これを全部観ていたら、とても作品展の準備なんかできなくなってしまう(涙)。何本観れるかなあ。
- 番外:HMV Japan - ロック満載!S・コッポラ最新作!!
- ソフィア・コッポラ監督・キルスティン・ダンスト主演「マリー・アントワネット」のサントラ情報。映画は来年1月公開らしい。マカロンカラー満載でかなりキッチュな感じ。映像がすごく美しそう。ヒジョーに気になる!
- Sony Pictures - Marie Antoinette(英語オフィシャルサイト。日本語のはまだない模様)
- 同じく番外:HMV Japan - Underworldが贈る、映画音楽!
- アンダーワールドUnderworldが音楽を担当する"BREAKING and ENTERING"という映画のサントラ情報。映画のことはよく分からないが、最近のアンビエント路線が素晴らしいUnderworldの音楽だけに、これまた興味津々。More infomation, please!