今回の作品展に出展した作品の中に、昨年末に亡くなったまんが家・刹奈さん（2006年２月９日の日記参照）に捧げた作品がある。"isolation"（孤独）というタイトルの作品だ（写真、一部のみ掲載）。
幅広い人間関係を持ち、ヴァイタリティ溢れていた刹奈さんに、ある種の"孤独"があったのだろうかという思いと、他に類を見ない個性の持ち主だった（独り立つ……この場合だと"solitude standing"のほうが近いか）という気持ちが、この作品をして彼女に捧げるに相応しいと思った次第。この作品を作ったことで、自分の中につかえていたものが取れたような気がする。
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朝起きるとすでに雨。しかもけっこう本降りである。午後から雨とか言っていたくせに、気象庁のアホー。さらに夫婦で寝坊してしまい、起きた時点で９時半近い。さらに体調がまだ今ひとつのうえに、声もまだ少々ハスキーだ。慌てて朝食を少し食べただけで家を飛び出し、（こんな天候では自転車はムリなので）バスで成城学園前へ向かう。
結局会場に着いたのは10時半ごろ。まあこんな天気だからお客さんがいるわけもないし（もともと土曜日の朝だしね）、まあいいか。
それにしても強くなったり弱まったりしながらも、けっこうよく降る。これは今日は入場者数は期待できないかな。こんな雨では、あまり"一見さん"の入場は見込めないだろうし、DMハガキを送ったり声をかけた人でも「こんな天気じゃ億劫だし、行かなくてもいっか」とか思ってしまうことも多いだろうからなあ。まあ雨では仕方ない。さすがの私のダークサイドのパワーを上回る邪悪な力が働いているのだろうか……（笑）。
今日の午前中のiPodBGMは、ティム・ストーリーTim Storyの"The Perfect Flow"と、つのだたかしの「静かな音楽」。なんとも雨の日の静かな室内によく似合う。
それでも、さすがに土曜日なので午後はけっこう来訪者があり、一時はかなり賑やかになる。私の両親も来たし、父の関係の人や私の大学時代の友人たち、妻の友人や、意外に多かった"一見さん"たち。誰もが、とても熱心に作品を熱心に観てくださっていた。やっぱり嬉しいものだ。
本日の来場者数は21名。さすがに土曜日としては少なかったな……。初日からの合計は89名。
いよいよ明日は最終日。明日は晴れるようなので、多くの人と出会えるよう、期待したい。
- STUDIO UNICORN作品展「静謐の日々 第三章」
- いよいよ明日（12日）までです！
- 2006年11月７日（火）〜12日（日）
- 清川泰次記念ギャラリーにて
- 私のホームページSTUDIO UNICORNをご参照ください。
- 作品展のＤＭハガキは、2006年10月19日の日記で紹介したギャラリーやお店においていただいてます。（品切れの際はご容赦ください）
