旅の土産

studio_unicorn20061117

 今回の大阪行きに際し、妻から「何か面白いもの買って帰ってきて」と言われてしまった。
 なので、帰りの新大阪駅で、出発までいろいろお土産屋さんを物色してまわる。
 当然のように小倉屋山本の「えびすめ」は買ったのだが(これは絶対ハズせない)、さてあとひとつ何かあるかな〜と見てまわるが、ピンと来るものがないのですよ、これが。
 「関西限定 プリン大福」というのにすごく惹かれたが、現在我が家には、先週の作品展にいらしてくれた方々が差し入れてくださったお菓子類が山のようにあり、それをまず処理しなければと思うと、とても甘いものなんて買う気がしない。余談だが、というかぶっちゃけて書いてしまうけれど、今度作品展をやるときには、「お菓子類の差し入れは、お気持ちだけでご遠慮させていただきます」と明記しようかしら。お気持ちは大変嬉しいしご持参くださった方々には大変申し訳ないのですが、それがお菓子ばかりで積み重なると、正直さすがに困ってしまうのです。要らんトラブルも発生するしね。パンとかワインとかなら大歓迎だし、お菓子を買うお金を元手に、私の作品を購入する検討をしてくださるほうが、正直よっぽど作者としては嬉しいデス。
 まあそれはともかくとして、甘くないもの……というと餃子かな。大阪の餃子といえば「点天」と言われている。確かに美味しいし、それでもいいのだが、今や「点天」の餃子なんてどこでも手に入るしねえ。
 私がもっとも大好きな大阪餃子の店といえば、何といってもミナミの「南平」だ。あの小さな小さなカリッと焼けた餃子が、本当にビールによく合う。素晴らしい味の餃子なのだ。お土産にすれば、「点天」などよりも「南平」のほうがずっと人気が出るのにと思うのだが、商売っ気がないらしく、少なくとも駅では売られていないようだった。残念〜。仕方なく「点天」の餃子を購入する。まあ、これはこれで美味しいからね。
 というわけで「えびすめ」と「点天」の餃子を買って帰宅。変わりばえしなかったなあ。まあいいか、美味しいし。

(写真は、新大阪駅にて撮影)