気がつくと、もう今年もあとちょうど一週間を残すのみ。なんか"やり残した"感が満載の年の瀬だ。
年が変わる前に、最近書こうと思って書き漏らしてしまったことを、いくつか落ち穂ひろい的に記しておこう。
- 吉田酒造「手取川」(写真)
- http://www.tedorigawa.com/(吉田酒造店のオフィシャルサイト)
- 先日、仕事がらみで金沢へ行ったとき(2006年12月7日の日記参照)に買ってきた日本酒のお土産。普段は「超」がつくほどの辛口しか飲まない私たち夫婦だが、すごく辛口なわけではない酒では珍しく、とても気に入った酒だ。さらりと飲みやすいのがポイントかな。買ってきた酒は疾うに飲んでしまったが、種類が豊富なようだし、機会があればまた飲んでみたいものだ。
- 奥井海生堂の「とろろ昆布」
- http://www.konbu.co.jp/(奥井海生堂のオフィシャルサイト)
- 同じく、金沢からの道中、小松空港にて購入。福井の昆布の老舗らしい。さすが北陸は昆布の商品が多くて、大の昆布好きとしてはとても嬉しい。購入したのは、私には少々珍しく「とろろ昆布」だったが、もう少し上品で値段の高い「おぼろ昆布」もあり。
- Metaphys メタフィス
- http://www.metaphys.jp/
- デザイナー村田智明氏による、デザインコンシャスな家電・インテリア・ステーショナリーなどのブランド。まだ製品化されているのはほんの一部のようだが、すごくミニマルでシンプルなデザインがいい感じ。Amadanaなんかよりこっちのほうが断然いい。目下のところ注目されているのはサイクロンクリーナーだが、コンパクトさと機能性を生かした、かつ遊び心もある素敵なデザインの製品だ。充電式なのが私的には惜しい(メインの掃除機として使いづらくなってしまうので)。これからのラインアップに期待。
- 象印「ZUTTOシリーズ」
- http://www.zojirushi.co.jp/syohin/zutto/
- 炊飯器や魔法瓶の老舗・象印が、FreY Ltd.とコラボレートし、デザインとベーシックな使いやすさを重視して作られたシリーズ。最初に発表された炊飯器は、他の凡百の炊飯器とは一線を画したデザインが素晴らしい。しかも、余計な機能を省きベーシックな使いやすさを追求した製品ということで、今使っている炊飯器が壊れたら、次はこれにしようかなと思わせる。こちらのシリーズも、ラインアップが徐々に増えているようで、期待。
- ラゾーナ川崎プラザ Lazona Kawasaki Plaza
- http://www.lazona-kawasaki.com/
- これも仕事がらみで先日訪れた、川崎駅に隣接する巨大なショッピングプラザ。スーパーからホームセンターから書店、映画館、スポーツクラブetc、etc……と、考えられるものがすべて入っている、という感じ。我が家の近くにあったら、きっと便利だろうなあ。
- そういえば、梅ヶ丘のレストラン「パンの笛」が、9月末に閉店してしまったのを思い出した。たしか20年以上も続いた店だったと思う。
- 決してすべての料理が手放しで賞賛できるものばかりだったわけではないが(ランチのカレーは絶品だった)、あの洒落た古い洋館のような店の雰囲気は素晴らしかった。残念なり。渋谷のマディ(2006年4月1日の日記参照)といい、今年もいい店ばかりなくなってしまうような気がする。